SEOの内的要因(内部対策)について

サイト構造 SEO

SEOの基本として、大きく内的要因(内部対策)と外的要因(外部対策)があると説明しました。今回は、内的要因(内部対策)の詳細について説明していきます。

SEOの内的要因(内部対策)とは

内的要因とは、ざっくりいうとサイトの内部の施策によって、加点される項目になります。

サイト構造とリンク構造最適化

サイト構造
SEOに強いサイト構造を考えた際に、情報の整理、及びディレクトリの深さ、ターゲットキーワードは密接に関わっています。
キーワードに関する情報を整理し、キーワードの難易度に合わせて、ディレクトリ構造を考えていく必要があります。
具体的には、ディレクトリごとにテーマ性をもたせ、ディレクトリTOPでは、メインとなるキーワードを中心に対策し、階層が深くなっていくにつれて、細かいワードを対策します。
このディレクトリ群をサイト内に作っていき、キーワードに関する情報を整理していくことが重要です。

リンク構造

リンク構造については、サイト全体で逆ピラミッド型を意識しましょう。サイトTOPには、一番内部リンクが集まるようにし、情報構造ごとにカテゴリTOPとディテールページの縦のリンク、ディテールページ同士の横のリンクをつなぎ、リンクパワーが情報構造ごとに循環する形にするのがベストです。また、注力したいページへ向けての内部リンクは、SEOやコンバージョンの観点から多めに設置することを意識しましょう。

URL構造

ディレクトリ構造がきちんと整理できていれば、あまり意識する必要はないが、パラメータや視認性の低いURLはできるだけ控えたほうが良いです。とはいっても動的なサイトだと、使用を回避するのは難しい場合やそれによって、リダイレクトが複数回生じてしまう場合は、無理に静的URL化する必要はありません。ただし、重複コンテンツ(=複数のURLで同一の内容)が生じないような構造にすることは、とても重要となります。

常時SSL化

これについては、直接SEOの加点が上がる施策ではないですが、現状、SSL化していないと、ブラウザに「保護されていない通信」と表示されたり、SEOの面で減点があると言われています。難しい施策ではないので、特別な理由がない限りは、常時SSL化することをお勧めします。

ページ構造の最適化

サイト構造を整理して大枠の方向性がきまったら、次はページ単位で、考えていく必要があります。現在のGoogleは様々なアルゴリズムによって、ただコンテンツがあれば、順位があがるということは完全になくなりました。

Title・description・H1の最適化

この項目はすでに対策必須事項になります。特にTitleにはかならずキーワードを含むようにしましょう。よく、何文字がSEOに強いですか?と聞かれますが、何文字がいいというのはありません。きちんと意味のあるタイトルであることが重要です。ただ、検索結果一覧に表示される部分ですので、30文字程度で省略されてしまいますので、そのあたりは検討しておいたほうが良いでしょう。
また、この項目については、ページごとにユニークにし、サイト内のページ間で適切な文章を設定しましょう。特にTitleタグのサイト内重複は、インデックス不全(=検索エンジンに正しくインデックスされない)原因となるので、注意しましょう。

検索意図を網羅したコンテンツが望ましい

読んでいるユーザーの悩みや疑問が解決できるようなコンテンツが望ましいです。十人十色ではないですが、いろんな視点の情報を記述、発信することが求められます。また、専門用語を使いすぎず、どうしても必要な場合は注釈をつけるなどの配慮が必要です。コンテンツのジャンルにもよりますが、一般向けであれば、小学生の子供でも読んで意味がわかるくらいの文章が望ましいと言われています。

質の高いコンテンツと監修者の記載

質が高いというのは、読んでる人の立場に立って、読んでる人の疑問を正しく解決してくれるコンテンツとなります。ここの正しくの部分が昨今ではとても重要で、間違った情報を記載しているサイトは、Googleから嫌われる傾向があります。特に、YMYLのジャンルについては、情報の正確性が細かく見られます。YMYLは、「Your Money Your Life」の略語で、要するにお金にまつわるトピックと生活、健康に関わるトピックです。お金と健康については、間違った情報を伝えてしまうと、読んだユーザーの人生を変えてしまう恐れがあり、情報の正確性が求められます。特に専門的なコンテンツは、有資格者に監修してもらい、それを明示するなど、正しいコンテンツを発信し、そのエビデンスも記載するようにしてください。

パンくずリストの設置と構造化データの設置

パンくずリストは、サイトの構造をGoogleに伝えることが出来るとともに、ユーザーにも今自分がサイト内のどこにいるか手助けになるため、設置することがとても望ましいと考えられます。

その他の内部対策

ウェブサイトの読み込み・表示速度の高速化

ユーザーがサイトに来訪した際に、ページが中々開かないなど、コンテンツを読むまでに時間がかかってしまう場合、ユーザー体験が損なわれるとして、ページの評価が落ちます。ページの表示速度が1秒から3秒になると、直帰率が40%以上増加し、ECサイトであれば、0.1秒遅くなっただけで、売上が1%減少、逆に1秒高速化しただけで10%売上が向上するなど、サイトの読み込み速度・表示速度の高速化は、現在のアルゴリズムではとても重要です。

WordPressの高速化については、専用記事がありますので、ご確認ください。

[st-card id=304 name=”Wordpress表示速度を高速化・改善したい!初心者向けの4つの方法”]

Xmlサイトマップの設置と更新

Googleなどの検索エンジン向けに、XML形式のサイトマップを設置することをGoogleは推奨しています。以前はそこまで重要視されなかった項目ですが、大規模サイトが増えるにつれ、検索エンジンbotが効率よく回遊出来るようサイトのURLリストを用意することでクローラビリティが向上するという仕組みになっています。クローラビリティが向上することで、サイト構造をGoogleは理解し、インデックスがされやすくなります。

SEOの順位があがりやすくなる施策ではありませんが、ページをクローラーが認識する重要な施策となります。

設置方法は、以下のフォーマットで、○○.xmlというファイルを作って(一般的にはsitemap.xmlが多い)、インターネットからアクセス可能な場所においておくだけです。後はそのURLをSearch Consoleに登録して完了です。

<url>から</url>までを1セットとし、URL数分繰り返します。1つのファイルに登録できるのは、50000URLまでです。その他、属性として、優先度(priority)や最終更新日(lastmod)などを記載する事もできますが、現状、Googleが認識するのは、最終更新日(lastmod)だけですので、他の属性は省いています。この最終更新日(lastmod)ですが、正しい場合に限り、Googleは利用すると言っているので、不明な場合や更新していないのに更新日だけを更新するなどは、意味がないばかりか、ペナルティの可能性もあるので、正しい最終更新日が取得できる場合のみ、記載するようにしてください。

また、このsitemap.xmlですが、一度作って終わりではなく、定期的に更新する必要があります、ページの増減や、ページの更新などの際に自動的にsitemap.xmlが更新されるようにしておくのが良いと思われます。削除されたページがいつまでもsitemap.xmlに記載されているのは望ましくありません。Wordpressをお使いの場合は、専用のプラグインがありますので、そちらを利用すると良いと思います。

サンプルソース

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<urlset xmlns="http://www.sitemaps.org/schemas/sitemap/0.9">
<url>
<loc>http://www.example.com/</loc>
<lastmod>2005-01-01</lastmod>
</url>
</urlset>