SEOの本質とは
SEOとは、Search Engine Optimizationの略語で、日本語で「検索エンジン最適化」のことを言います。
ここで、よくある間違いとして、サイトに細工をして順位を上げること、とりあえず順位を上げることをSEOというと勘違いしている方が多く見られます。
しかし、それは、SEOの本質とは言えません。
本質的には、サイトを検索エンジンが理解しやすいように最適化してあげることが重要です。
その結果、サイトがユーザーの目に触れるように検索エンジンがサイトを上位に表示する仕組みとなっています。
また、SEOは、手段であって、目的ではありません。順位を上げて、ユーザーが到達して、その後が重要です。
ユーザーが目にして、そのサイトがほんとに欲しくなるようなサイトになっているか、ユーザーが迷わず目的を達成できる、もしくは、疑問を解決できる構造になっているかがとても重要です。
昨今の検索エンジンは、日本では9割以上のシェアがあるGoogleですが、Googleはどんどん進化していて、検索する人の意図をくみとって、検索結果に反映します。
要するに、ユーザーが選ぶ前にGoogleがサイトの内容を理解できなければ、ユーザーが選ぶ前に、検索結果にも表示されないことになります。
2021年現在、およそ18億と呼ばれるWEBサイトの数があります。その中から、ユーザーが求めているサイトをGoogleが見つけ、表示させるというのは、気が遠くなるようなエンジニアの苦労があると思います。その検索エンジンがサイトの内容をきちんと理解できるように最適化する。これがSEOの本質と言えます。
SEOの基本要素について
では、SEOをサイトに施工するとなった場合、何を考えていけばよいでしょうか?
以前は、ユーザー向けというより、検索エンジンに対応した施策を行っていくのが主流でした。テキストをたくさん記載して情報量を多くみせることや、人には読めない、検索エンジンだけが読めるようなコンテンツを記載するなど、検索エンジンにしか対応しないような施策が数多くありました。
もちろん、検索エンジンもプログラム、ロボットの一種ですから、ある程度のルール(アルゴリズム)はありますが、2021年現在、ユーザーが体験したことを、検索エンジンも同じように体験できるようになっており、そういった最適化を行う必要があります。
SEOの内的要因と外的要因
では、具体的に何をしたらいいでしょうか?
基本的には、SEOは、大きく、内的要因と外的要因に分けられます。
以下の項目はあくまでも一例ですが、自身である程度対応できる内的要因から始めるのが、サイトを最適化する近道と考えられます。
【内的要因】
・ページの構造
・コンテンツの内容
・内部リンク構造
・レイアウト
・サイトスピード
【外的要因】
・アクセス数
・YMYL
・被リンク
・ソーシャル
上記を見ると、意外と、対応できる項目が多いことに気づきますでしょうか?
特に内的要因の部分、サイト構造やページ構造は、とても重要な部分なので、一番最初に取り掛かりましょう。